2022夏ドラマ総括

久しぶりのドラマ分析

  1. リアルタイム視聴率
  2. 録画視聴率
  3. 満足度ランキング(一般)
  4. 満足度(私の主観)

参照サイト:2022年夏ドラマランキング!レグザ視聴率&人気投票で判明した1番アツいドラマは一体?

1.リアルタイム視聴率トップ10

タイトル平均
視聴量
日9オールドルーキー5.46%
火10ユニコーンに乗って4.86%
月9競争の番人4.54%
木9六本木クラス4.24%
水10家庭教師のトラコ4.0%
月10魔法のリノベ3.49%
金10石子と羽男3.86%
水10テッパチ!3.35%
日10半新・信長公記3.23%
土10初恋の悪魔3.19%
木10純愛ディソナンス2.78%

2.録画視聴率トップ10

タイトル平均
視聴量
金10石子と羽男6.37%
火10ユニコーンに乗って5.99%
日10オールドルーキー5.69%
木9六本木クラス5.70%
月9競争の番人5.09%
月10魔法のリノベ4.48%
水10テッパチ!3.94%
木10純愛ディソナンス3.23%
水10家庭教師のトラコ3.20%
土10初恋の悪魔3.05%
日10半新・信長公記2.10%

3. アンケート調査の2022年夏ドラマ人気ランキング1位は?

ciatrでは、10代から70代までの男女710人を対象にアンケートを行いました。2022年7月から放送の夏ドラマの中で好きな作品を1つ選んでもらい、得票数に応じてランキング付け! 気になる結果は以下の通りです。(2022年9月23日更新)

1位 (355票)金10『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-
2位 (96票)土10『初恋の悪魔
3位 (95票)木9『六本木クラス
4位 (86票)月10『魔法のリノベ
5位 (65票)火10『ユニコーンに乗って
6位 (54票)月9『競争の番人
7位 (51票)日10『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~
8位 (42票)水9『テッパチ!
9位 (41票)日9『オールドルーキー
10位 (40票)木10『純愛ディソナンス
11位 (25票)水10『家庭教師のトラコ

4.個人的満足度

  1. 雪女と蟹を食う(テレ東・金24、主演:重岡大毅、入山法子)
    • 原作:Gino0808『雪女と蟹を食う』講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉、全8巻
    • 冤罪により人生に絶望し、蟹を食べたうえで自殺を決意し、ちょうど自殺しようと思っていた作家の妻と稚内まで車で逃避行するという荒唐無稽なお話。
    • ジャニーズWestの重岡君が主役なので、暇だから見始めたが思いのほかハマった。
  2. 競争の番人
    • フジ・月9、主演:坂口健太郎と杏。
    • 公正取引委員会が舞台とした、お仕事ドラマ。ちょうど大河を後半から見始めたので、日曜日は北条泰時、月曜日は東大出の公取委検査官というギャップもあって、面白かった。
  3. 初恋の悪魔
    • 日テレ・土10、主演:林遣都、仲野太賀、松岡茉優、柄本佑
    • 坂元裕二脚本ということで、マニアックな方々に評判だったので、見始めた。癖のある脚本や演技で、最初はついていけなかったが、だんだんハマってきた。
    • とりわけ、林遣都の演技力には感心した。
  4. 石子と羽男
    • TBS・金10、主演:有村架純、中村倫也
    • 『最愛』などを手掛けた新井順子P×塚原あゆ子Dがタッグを組んだドラマ
    • 最愛とは全くテイストの異なるリーガル・コメディだったが、弁護士ものは大好きなので面白かった。主演二人は好きなのだが、弁護士っぽくないのが玉に瑕。
  5. 家庭教師のトラコ
    • 日テレ・水10、主演:橋本愛
    • 遊川和彦氏の脚本なので、色々表現は大げさなのだが、アップダウンが多くて面白かった。
  6. ユニコーンに乗って
    • TBS・火10、主演:永野芽郁
    • メイちゃんが、ベンチャービジネスの社長というあり得ない設定のドラマだった。教育関係のサイトでユニコーン企業を目指すというシンデレラストーリー。西島秀俊が中年の経理部長役で出演していたので、何とか見終えることができた感じ。
  7. オールドルーキー
    • TBS・日9、主演:綾野剛
    • 日曜劇場にしてはドラマチックさが足りない感じだった。
  8. テッパチ
    • フジ・水10、主演:町田啓太
    • 初の自衛隊ドラマということで、ちょっと期待したが、中途半端な感じで終わった。町田君も主演を張るにはちょっと力量不足だったな。

ということで、久々にたくさんドラマを見たが、出来はイマイチなのが多かったな。

だが、冬ドラマはもっとレベルが低そうで、ほとんど見たいドラマがない。『クロサギ』には興味あるが、主演が大コケの朝ドラ女優なので、気持ちが盛り上がらない。見たいアニメはいくつかあるので、そっちに重点を置くかな。

『なぜ大国は衰退するのか』を斜め読みする。

まずは、紀伊国屋書店サイトに掲載された書籍情報である

https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784532198992

日経ビジネス人文庫
なぜ大国は衰退するのか―古代ローマから現代まで

原題、出版社、出版年:BALANCE: The Economics of Great Powers from Acient Rome to Modern America, Simon and Schuster, 2013.

翻訳版出版社、出版時期:日経BPM(日本経済新聞出版本部)(2019/06)

内容説明

大国衰退の根本的な原因は何か?ローマ帝国、明朝中国、スペイン、オスマントルコ、大英帝国、EU、日本、米国それぞれの成功と失敗、発展の限界を行動経済学、制度経済学、政治学をベースに読み解く。経済的不均衡が文明を崩壊させ、制度の停滞が衰退をもたらすことを明らかにする。

出版社内容情報

■ローマ帝国、明朝中国からオスマントルコやスペイン帝国、大英帝国にいたるまで。世界の大国はその時代で最大の経済力、政治力、軍事力をもつ国として登場したが、最終的には衰退してしまった。こうした大国の衰亡の根本的な原因は何なのか?
■ふたりの経済学者が、歴史上および現代の大国の興亡を、行動経済学、制度経済学、政治学をベースに読み解き、経済的不均衡が文明を崩壊させ、経済的な衰退は制度の停滞によって生み出されることを明らかにする。そして、米国が次に同じ運命をたどる可能性があり、現代日本も、明治維新以来、第二の衰亡か再起かの分岐に直面していると、警告する。
■大国の経済力を測るこれまでにない斬新な方法を提示、ローマ帝国、明朝中国、スペイン帝国、オスマントルコ帝国、日本、大英帝国、ユーロ圏、現代カリフォルニア州、米国それぞれの成功と失敗、発展の限界をつぶさに分析。ポール・ケネディ『大国の興亡』の「帝国が拡大しすぎが衰退の原因」との主張を退け、経済の不均衡を解決できない国家の政治的停滞こそが衰退の原因であることを明らかにする。
■歴史上の大国はなぜ没落したのか? 現代の大国が生き延びる道はどこにあるのか? 日本は没落の危機を免れるのか? 歴史に経済理論の光をあてて描「大国の経済学」。

著者等紹介

ハバード,グレン[Hubbard,Glenn]
米コロンビア大学大学院ビジネススクール院長。大統領経済諮問委員会委員長、米国財務省副次官補(1991~93年)を歴任。

ケイン,ティム [Kane,Tim]
米ハドソン研究所主席エコノミスト。米国連邦議会上下両院合同経済委員会委員を2回務め、情報将校として米国空軍に在籍(1990~95年)。

久保恵美子
翻訳家。東京大学経済学部卒業。ノンフィクション翻訳をおもに手がける。

まずは、古代ローマ帝国が滅亡したのは、直接的には戦争に負けたからであるが、根本的には経済政策の破綻が原因であると論じている。続いて、中国、オスマントルコ、大英帝国などの衰退の原因をケース分析し、米国や日本が同様に衰退する怖れがあると警鐘を鳴らしている。

本文だけで500ページに及ぶ大著であるため、主要各国の衰退の原因として著者がまとめているポイントを列挙したい。

  • ローマ帝国
    • 転換点:117年~317年
    • 経済的不均衡:財政面、金融面、規制面
    • 政治的な要因:福祉国家の拡大、中央集権化した統治、軍事独裁
    • 行動面での機能不全:インフレや自由労働市場が極端化した状況における限定的合理性。ローマ軍の集合行為の問題。
  • 帝政期の中国
    • 転換点:15世紀
    • 経済的不均衡:対外貿易の大幅な縮小
    • 政治的な原因:中央集権的な統治、独裁的な政策立案、官僚の内部分裂
    • 行動面での機能不全:ゼロサム型思考に陥った官僚による損失回避、商人・利得・外国の知識を敵視するアイデンティティ面でのヒューリスティック、経済成長にとっての貿易の重要性に関する無知
  • スペイン
    • 転換点:1550年
    • 経済的不均衡:財政赤字と国家の破産、不適切な財産権
    • 政治的な原因:中央集権的な君主制
    • 行動面での機能不全:ギルドの損失回避行動の固定化、生産性向上の機会の本質に関する限定合理性
  • オスマントルコ
    • 転換点:1550~1600年
    • 経済的不均衡:財政面、技術面
    • 政治的な原因:政府の中央集権化、神権政治、官僚階級のレント・シーキング
    • 行動面での機能不全:ゼロサム型思考に陥った官僚による損失回避、外国のアイデアを敵視するアイデンティティ面でのヒューリスティック、経済成長にとっての技術の重要性に関する限定合理性
  • 大英帝国
    • 転換点:1770~1780年
    • 経済的不均衡:領土面
    • 政治的な原因:英国の階級的・地理的エリート層による損失回避
    • 行動面での機能不全:英国市民権を与える範囲が狭すぎ、市民と被統治者を区別した
  • EU
    • 転換点:2010年~?
    • 経済的不均衡:財政面
    • 政治的な原因:抑制なしの財政赤字と安易な借り入れ、準主権国家のモラル・ハザード
    • 行動面での機能不全:選挙で選ばれた当局者の時間的視野の狭さ、損失回避、文化的優位性のヒューリスティック
  • 日本
    • 転換点:1994年
    • 経済的不均衡:財政面、構造面
    • 政治的な原因:特定利益集団や中央集権的ま官僚制に比べて脆弱な民主制
    • 行動面での機能不全:新重商主義を経済成長策とするヒューリスティック、大規模な銀行や企業による損失回避

私なりに再整理すると、「中央集権による政策推進や官僚や事業主体による損失回避は、国家のリスクを回避するために必要な行動と思われがちだが、長期的な視野や海外の技術や文化の重要性の理解がより重要であり、独裁者や官僚的前例主義やポピュリズムを排除しなければ、どんな大国でも没落してしまう」ことを肝に銘じるべきなのだ。

為替レートの経済学入門

今回は、国際経済学における為替レートの決定要因の基礎理論を整理したい。

外国為替の変動要因は?

為替レートとはその通貨の価値を市場が判断した結果なので、需要と供給のバランスで決まるというのが最も単純化した説明だ。

中長期的要因としては、金利差、貿易収支、インフレ予測などがある。

・金利が高くなった国の通貨は上昇、金利が低くなった国の通貨は下落する。
貿易収支が黒字になると、通貨高になる。つまり、輸出競争力のある国の通貨は、輸入国が取引のために所持する必要があるので、需要が増加し値上がりする。
・インフレとはモノの値段が上がり、通貨の価値が下がる。

短期的要因としては、為替介入、経済指標、地域紛争などがある。

・為替介入によって為替相場を安定させたいと思う国が多いが、国際的な批判の対象となる。

・市場の予想と違う実績値の発表は大きな為替変動要因となることがある。

・紛争や戦争が経済に大きな影響を与えると懸念された時、為替相場の変動要因となることがある。

最も有名な理論としては、スウェーデンの経済学者カッセル氏が提唱した購買力平価説がある。為替レートは2国間の通貨の購買力によって決定されるという「絶対的購買力平価説」と、2国間の物価上昇率の比で決定される「相対的購買力平価説」とがあるが、どちらも一定の妥当性はあるものの、現実はそう単純ではない。

もう一つの有名な理論は、金利平価説だ。「為替レートは自国通貨と外国通貨の名目金利の差によって決定される」という説で、為替レートの変動により収益率が収束していくという考え方だ。通貨が単なる金利商品ならば高金利通貨が買われるが、貿易の決済手段としての価値は金利だけでは決まらない。

上記の二つの理論は、フローからの決定理論だが、アセット(資本ストック)の需給関係から為替レートが決定される「アセットアプローチ」の理論もある。国際的に統合された資産市場における各国の通貨建てで表示された資産ストックに対する需給関係から、為替相場が決定されるとする考え方である。最近では、為替取引の大部分は、実需取引ではなく、資本取引から発生しており、そこに理論的根拠を置くものだ。

いずれにしても、結果論として、どの説や要因が当てはまるのかは議論できるが、将来を見通すのは非常に難しい。

為替レートはどう決まる?

また、€とUS$の交換価値がParity(同等=1)に近づいてきた。

Euro/USDollarの適正値はどのあたりなのかを探ってみたい。

まずは、この50年の変動幅だ。

この50年でParityは6回起きている。今回が7回目だ。

EURO/USDの変動幅はかなり大きい。1985年ごろの0.5から2008年ごろの1.6まで3倍以上の値動きだ。

これだけ見ていても、Euro高/安なのか、USD安/高なのか、それぞれの通貨の実力は分からない。

そこで、Euro/YenとUSD/Yenの変動状況を見てみる。

まず、Euroの値動きだが、90円(2000)、170円(2008)、95円(2012)、150円(2015)、今日は137.7円だ。変動幅は30年で2倍弱
USD/ YENは、民主党政権化の2011年10月31日に、超円高75.54円を経験した。その前後を除けば、比較的安定した為替レートだった。79.8円(1995)、147円(1998)、124円(2015)、99円(2016)、103円(2021)、115円(2022年3月)、そして今日は137.2円だ。変動幅は30年で2倍弱。

なかなか三者を比べても明解な説明はできないが、いくつかのポイントが見えて来た。

まずは、EUROもUSDも大幅に安くなった2008年から2012年にかけてだが、リーマンショック欧州債務危機の時期だ。たぶん、このころは、消去法で円が買われたのではないかと思う。リーマンの震源地は米国なので、EURO/USDが1.6まで跳ね上がったのは分かる。しかし、その後の2010年代の欧州債務危機時でもEURUSDが1.3から1.4だったのは、Euroの過大評価だった気がする。

2000年代初頭は、アジア経済危機、同時多発テロ、ITバブル崩壊、中南米経済危機など、世界経済は混乱の真っただ中にあった。このころは、消去法でUSDが選ばれ、EURO安(前回のParity割れ)となったのだろう。

では、昨今のUSD急騰、円安、EURUSDのParity割れ寸前の状況は、いつまで続くのだろうか? ロシアのウクライナ侵略、それと連動した欧州のエネルギー危機、そしてFRBのインフレ退治(利上げ攻勢)がどこまで続くのかによるが、米国や欧州の景気減速が起きつつある状況で、FRBのタカ派姿勢にも若干変化が見られるようになってきた。最善の解決策は、ウクライナが勝利または有利な条件での停戦を実現してくれることだが、全く先が見通せない状況である。

ということで、適正値に関する結論は出せないが、為替レートから何かを判断する場合は、三大通貨(UDS、EUR、YEN)の相互関係を理解していないと間違うということだ。更に言えば、新興国通貨(人民元、ロシアルーブル、南アフリカランド、ブラジルレアル、メキシコペソ)の動向も注視しなければいけない。

Covid-19騒動はいつ終わる?

コロナ感染者数の累計トップ20か国の既感染率を計算してみた。

なんとフランス人の過半数は感染経験ありなのだ。

ドイツ、イタリア、UKなどの他の欧州主要国でも、3人に1人は感染経験ありだ。

米国は、4人に1人。

感染率が高い=感染免疫率が高いので、ワクチンによる疑似感染率と合わせると、もう集団免疫は達成しているのではないかという仮説は誰でも思いつく。だが、43%の韓国でも感染爆発中であるので、何か別の要因もあるのかもしれない。世界全体の新規感染数が63万人で、そのうちの4割が日本、韓国が2割という信じ難い実情は、これまでのコロナ対策がほとんど無駄だったことを示しているのではないか?

最も滑稽なコロナ対策は、水際対策と呼ばれる「半鎖国」政策だ。海外での感染率が高い時期には有効だが、今は日本と韓国が危険国指定されて、入国制限されても可笑しくない状況だ。海外の航空会社からみてもおかしな規制だ。日本向けの乗客だけは72時間以内陰性証明書が必要で、他の便には域内でも国際線でも自由に乗れる。ちなみに、日本向け週13便飛ばしているAir France(1日2500便)で計算すると、0.074%の便の乗客のみ要陰性証明だ。

コロナヒステリーからコロナクレイジーに昇格した日本には幻滅だ。

新規感染者数の全数把握という無駄な作業もなかなか止める決断ができていない。

今年の2月に潔く撤廃した英国をはじめ、主要国では建前上の全数把握の枠組みは残しつつ、軽症や無症状の場合の報告は義務付けないなど全数把握は不要な段階に達しているとの認識だ。

一方、日本では、報告のための報告義務による現場の疲弊が問題視され、腰が重かった医師会ですら全数把握撤廃に動いた。しかし、感染症学会だかの自称専門家達が、全数データがないとワクチンの効果が測定できないとかなんとか、非科学的な抵抗を続けており、全数把握と同等なデータ収集策をいつまで経っても「検討中」だ。

全数把握を撤廃した英国の状況だが、新規感染数はあまりあてにならないので、死亡者数で感染の程度を推測してみる。

せいぜい、1日2-300名で、ピーク(2021.2ごろ)の1400と比べると問題にならないレベルだ。

毎日報道されている「コロナ死亡者数」というFake Newsにもうんざりだ。

重症者数が600人程度なのに、毎日数百名がコロナ死として報道されている。厚生労働省の指示で、死亡時のPCR検査で陽性ならばコロナ死として(仮)カウントされており、その数値が毎日垂れ流されている。死亡診断書には死因が記載されるが、主たる原因のみ記載されるので、コロナ死と記載される確率はほとんどゼロだ。現実に、愛知県知事が調査したところ、速報ベースでは300名のコロナ死だったが、死亡診断書レベルでは0だったとのこと。

ワクチンの接種効果も嘘だらけ。そもそも、2年半前に開発されたワクチンとほぼ同種のものが、未だに有効なはずがない。当初は、ワクチンの感染予防効果が喧伝されていたが、最近は重症化予防効果の喧伝に代わってきている。また、当初は繰り返し接種の弊害が言われ6か月以上絶たないと次の接種は駄目となっていたのが、打ちたければいつでも何度でもに代わってきている。逆の話も出てきて、自称専門家がやっぱりワクチンの感染予防効果はあるんですと言い出した。しかし、よくみると5か月経っても35%の効果がとある。つまり、たった5か月で65%は無効になるということだ。

しかも、岸田首相の4回目接種直後の感染とかみると、接種回数に比例して感染率が上がるという仮説も正しいと思えてくる。最近の感染爆発は、過剰摂取で効かなくなるまたは感染しやすくなることが原因だとすると合点がいく。

一方で、オミクロン対応していない在庫が5億回分余っており、その処分が密かに行われようとしているようだ。予算制度の弊害で、無駄になったコロナ対策費の検証はなされずに闇に葬られるのかな。

ADのコンセプト

ADの生みの親は、観光マーケティングを専門とする経済学者のダッラーラ教授である。

ジャンカルロ・ダッラーラ(Giancarlo Dall’Ara)氏は、1976年、北イタリアのフリウリ=ベネチア・ジュリア州を襲った地震の震災再興の取り組みがきっかけで、アルベルゴ・ディフーゾのモデルを確立し、2006年にイタリアにてアルベルゴ・ディフーゾ協会を設立した。

また、2020年3月には、東京都千代田区外神田2丁目17番2号 日本ファームステイ協会内に極東支部を設立し、日本でのAD普及をサポートしている。

日本語名:アルベルゴ・ディフーゾ インターナショナル 極東支部(ADIeo)
イタリア語名:Albergo Diffuso Internazionale “Estremo Oriente”

アルベルゴ・ディフーゾの条件

アルベルゴ・ディフーゾは地域ぐるみのおもてなしを宿泊を通して具体化するものであり、サービスの基礎となり得る。ホテルチェーン式経営とは真逆の、むしろ地域の伝統文化の根っこを支えるものである

経営形態ひとつの事業者が、一括して経営・管理していること
ホスピタリティのクオリティプロフェッショナルで心のこもったサービスであること/特に宿泊形態において
建物と地域の規定既存の建物を再利用したものであること。またそれが以前から人が暮らしてきた村や町に存在していること
施設飲食サービスを伴う食事処、レセプション、共同スペース、喫茶やバーコーナーなどの施設が設けられていること
建物間の距離建物間は宿泊客の移動が負担にならない距離にあること。レセプションのある母屋と別棟との距離は200m以内を目安とする
地域活気あるコミュニティづくりに寄与すべき存在であること。町にせよ集落にせよ無人であってはならない
環境ありのままの環境があること。直面する現実と、地域の文化が融合していること
認識性はっきりとしたアイデンティティと、提供サービスの質がいつも安定していること
地域性地域や地域文化と一体化した経営であること
連帯感アルベルゴ・ディフーゾとしての誇りと、アルベルゴ・ディフーゾ同士の連帯意識を持って活動すること

アルベルゴ・ディフーゾに参加することで、さまざまなメリットがある。

空き家増加問題を解決できる

人口減少を食い止められる

地域全体の資源(空家・食材・景観etc)を活用することでグローバルネットワークを広められる

つまり、地域と事業者と観光客のWin+Win+Winの関係が成り立つ仕組みだ。

Vivaldi体験記②

ブロック・エディターという言葉が理解できない。

Word Pressがブロック・エディターかと思ったら、Gutenbergがブロック・エディターらしい。

ブロックエディタGutenberg)は、WordPressで記事を編集するための機能です。”

じゃあ、Gutenbergをインストールするのかと思いきや、既に組み込まれているらしい。

“Gutenbergは、WordPress5.0からはデフォルトエディターとなっています。”

しばらくは、Gutenberg Manualと格闘だな。

https://wp-exp.com/blog/block-editor/

AD

Albergo Diffusoの略で、分散型の宿(アルベルゴはイタリア語で「宿」、ディフーゾは「分散」)の意味だ。正確ではないが、「村ごとホテル」という呼び名の方が一般の人には分かりやすいかも。

以前から名称は認知していたが、本質的な内容や成功の秘訣(Key Factors of Success)についての理解が不十分だった。だが、以下のブログ投稿(ローマ在住のフリーライター、田島麻美さん)で、かなり理解が深まった。

事例として挙げられているのは、イタリア南部、ナポリの北北東約90km東へにあり、アドリア海に面したテルモリという小さな自治体(コムーネ)のケースである。

記事は二つのディフーゾのオーナー達へのインタビューを中心に書かれている。「ロカンダ・アルフィエーリ」のマヌエラさんと、「レジデンツァ・スヴェーヴァ」のオーナー・ファブリッツィオ氏だ。

詳細は、今後の投稿で整理するが、まずは元ネタの2つの投稿へのリンクを紹介しておきたい。

=================================================================

「成功の背景にはインターネットの存在も大きかった」イタリアの過疎の集落を蘇らせた「アルベルゴ・ディフーゾ」体験 (前編)

https://futabanet.jp/tabilista/articles/-/85083

「成功の背景にはインターネットの存在も大きかった」イタリアの過疎の集落を蘇らせた「アルベルゴ・ディフーゾ」体験 (後編)

https://futabanet.jp/tabilista/articles/-/85084

タイトルの意味

「世間話」の意味は、一般的には雑談の意味も含むが、ここでは「話題の多様性」の趣旨。

ー----------------------------------------------

四方山話は『世間話』『さまざまなテーマの話』を意味します。特定の話題について話す状況ではなく、話題が二転三転する状況で使う言葉です。

四方山という言葉自体には、『世間・あちこち・さまざま・雑多』といった意味があります。後ろに『話』を付けることで、『雑談』『おしゃべり』のニュアンスを持つ言葉となります。

四方山話をしている状況は、それほど重要ではないことやとりとめのない話について、人と気楽に会話しているイメージです。

Vivaldi体験記①

久々にちょっと使いこなしたいソフトに出会えた。

Vivaldiという統合ソフトだ。

残念ながらiPhone版がないので、PCで使い始めた。

Googleだと、Web、メール、カレンダー、メモなど別々のソフトを起動しなければいけないが、Vivaldiではシームレス。

Blogも簡単に開設できたので、久々に再始動。

ただ、昔の簡単なソフトでなく、SEOもできるようになっているっぽいが、高度な使い方はもう少し慣れてからにしたい。